話題の「トナル」、さっそく体験記
オートモール徳島からクルマで40分程度。2024年6月、鳴門市に誕生した話題の観光施設「tonaru(トナル)」にお邪魔した。「ここは、学びと感動が生まれる共鳴点」をコンセプトに掲げ、徳島新聞社とエアトラベル徳島が取り組む、鳴門市のかつて学び舎であった閉校施設を利活用する事業である。旧島田小学校・幼稚園は「tonaru SHIMADA」として、旧瀬戸小学校・幼稚園は「tonaru SETO」として生まれ変わった。「tonaru」という名称は、鳴門(なると)の語呂合わせ。なるトナルトナル…。それだけではなく、かつて学び舎だった場所が、再びにぎわいの拠点トナル。感動を共有する場所トナル。心うきたつ空間トナル。だれかにとっての「~トナル」ような場所になれば、という想いが込められている。両施設は、建築家の増田友也氏が設計した学び舎。建築美を堪能できる場所でもある。